国を元気にするお金の考え方 7
新大阪健康道場は、全国的新規陽性者数が増えている状況、特に大都市部での医療体制がひっ迫していることなどの状況を受けて、当面はいつまでという期限を定めないで休業ということにさせていただいています。
コロナの新規陽性者数について、大阪府の数字を観ながら書いています。水曜日は506人で1月の水曜日としては最低でした。ただ大阪で一日600人台が続いたのが7日からの金土日でした。明日以後どうでしょうね。
関東中部四国中国のみなさんの地域も、そろって下がっていきますように。2週間ぐらい下降線が続いてくれたら、また再開を検討できるのにと思っています。
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「国を元気にするお金の考え方 7」
政府がお金を配ると、本当に国はやばいことになるのかということを考えています。
今のように、ややこしく小出しで、分野の偏った対策のみでは、早晩行き詰る傾向がもっともっと大規模になってしまうということは経済の素人の整体研究家でもわかります。
だから、政府が積極的にお金を刷って配るということをしたらどうなのかという仮定をずっと考察してきています。
小出しだったり、GO TOみたいに分野が限定されていたりするものを、もっと広範囲に多額の財政出動(平たく言えばお金を刷って配る)をするかどうか。やったら国がつぶれるのか、やらない方が国がつぶれるのかということを考えてきています。
そのことを考えて行く際に、お金というものの性質特徴を知るために、私が調べていってびっくりしたことを一つぜひ読んでください。金融機関で働いている人にとっては当たり前でも、そのあたりにご縁のない人にとってはびっくり仰天の内容かもしれません。私だけが知らなかったら恥ずかしいですけど、たぶん多くの人が知らずに来ていると思います。
これも詳しく細かく裏表まで全て調べているわけではないので、理解したことをごくシンプルにして書きます。
みなさん、銀行にお金を預けますよね。それでみなさんの預金を集めて、銀行は企業に融資して、企業はそれを元手に活動して、得た利益で借金を返していき、みなさんにはその利益から利子が払われます。
、、、と思ってません?違うんですよ。
銀行というところは、みなさんから集めたお金を融資してません。
銀行は
「この人、この企業がこの目的でお金を借りたいと言ってきた、それがちゃんと返せる人や企業だということを審査して通ったら、その人や企業の銀行口座に数字を書き込みます。」
これが実態です。
集めたお金を貸し出すのではなくって、返せる見込みのある人の講座に数字を書き込んで、お金を生み出しているのです。そういう仕組みを「信用創造」と言うそうです。みなさん、ご存じでしたか?私は全く知りませんでした。銀行はみなさんから預金を集めて、住宅ローンとか企業への融資などで利益を上げて運営しているものと思い込んでいましたが違いました。
銀行というところは、お金を集めて貸し出しているところではなく、お金を借りたいと言う人がちゃんとまっとうなことに使い、また返せるあてがある人かどうかを審査して、その人に「お金を生み出して」渡せる特別な機能を許されているところだったのです。
もちろん、それは借金ですから返済していくことにはなりますが、それでもお金を集めて貸し出すのではなく、お金を創って貸し出すところだったんです。
お金というのは、実態ではなくって頭の中の約束事だということを書いてきましたが、まさにだからこそ成り立つ芸当だなあと思います。
お金がないと何もできないではなく、お金をあてがうことであらゆる営みが活発になるからこそ、お金がある。私はこちらの「貨幣観」を支持しますね。
実際問題は、お金がないと身動き取れないのはほんとなんですけどね。
個人の整体を研究すると、国も整体が必要だと思わざるを得ない生活整体研究家
津田啓史