目に見えない災害

【目に見えない災害】

熱海で土石流が起こりました。静岡県内の別の地域でも水害が発生しているところもあります。今朝は私の第二の故郷、島根県松江市でも大量の雨が降ったとか。

私の関係する団体も、災害救援団体の全国的な大きなネットワーク事務局に静岡県から対処の協力依頼のようなものが来て、そこからの要請で現地の調査を複数のメンバーが始めています。

被害に遭われた皆様には、心からお見舞い申し上げます。不幸にして命を失われた方には、心からご冥福をお祈り申し上げます。

さて、家屋を土石流で流された方は、今回の場合は温泉旅館温泉ホテルがたくさんある熱海ですから、ホテルの一つが避難所になったらしい。家族ごとに分かれて生活ができますから、感染予防の見地からもとても良かったと思います。

そして、こういった災害が起こった場合に、道路を復旧したり橋をかけ直したり砂防ダムを作ったりという公的なところ以外でも、被災者に対しては避難所を用意したり、食べ物を提供したり、仮設住宅を作ったりするというのは、皆さん当たり前のことだとは思いませんか。

はい、ちゃんとそういう法律がありますので、被害を受けた方は、決して充分ではないとは思いますが、国の予算をつけて最低限の生活が一定期間をできるようにするということは当たり前のこととして用意されています。

私は、コロナ禍も「災害」として捉えて、災害であれば適用される法律を使って、影響を受けてしまう人をちゃんと助けるように国が捉えるべきだと考えています。

何が変わるか考えてみました。

災害になったらいの一番に行うのは被害の特定です。地震だったら全壊何件、半壊何件。水害だったら床上浸水が何件、床下浸水が何件。この情報が流れてくるのが当たり前ですよね。

それで、もう一年以上もコロナが広がらないように家にいてねと言っているわけです。そうすると仕事ができない職業の人がたくさんいます。

緊急事態宣言の対象になっている地域には補償が出ていますが、出ていない県だって人は出ていない。被害はあるわけです。

土石流のように視覚的に被害が出ているところだと、助けるのが当たり前だとみなさん思われるでしょう。でも国の政策で間接的に生活が成り立たなくなっている人も、見えない災害の被災者だと思うのです。

災害と認定することで使える法律があります。

災害であれば仮設住宅だとか、みなし仮設だとかで住まいを失った人をそこに一定期間住んでもらうことができます。いろいろな手当てをすることが当たり前になります。

コロナがなければちゃんと社会人として働けていた人が、自助努力ではどうしようもなく、所持金数百円で野宿生活になるのを、民間のNPOが寄付を募り、ボランティアがその人を探して会いに行き、生活の手立てを一緒になって考えて手伝っていくというのは少々おかしい話だと思います。本来、そういう生きていけなくなるような人を作らないというところまで、国や政府のお仕事だったはずです。

などとぼやいていても、迅速に政府がそんな対応をするとは考えられません。絶望の中で野宿をしている人をほったらかして、オリンピックなんてやってる場合かよと思います。だからせめて、ワクチンがまともであってほしいと願っています。

それで、一昨日書いたように、通常ではありえないような短期間で特別に認証したワクチンを、国民全員に打つってどうよ、ということにもちゃんと警鐘を鳴らし、鋭く見張る目を持った方のおられることもありがたいと思います。

ワクチンを、効果的であれ、安全であれと片方で祈りながら、危ないものであったらごまかさずにちゃんと追跡してほしいと思います。

屋根の下で安心して暮らせる住まいのない人には、マイクロストレッチも進化体操も無力だから、まずはそういう境遇の人を最大限の早さで助けてほしいと願う
生活整体研究家
進化体操と和の体育
津田啓史 拝

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