ぼやいてます すいません
【ぼやいてます すいません】
昨日の投稿で問題にしているのは、あくまでも「死者に直結する確率の高い重症者から見た新型コロナの致死率のヤバさが少し下がるかもしれない、追いかけておこう」だけです。ただ「今のところ重症者は『まだ』顕著には増えていない」というだけを指摘しているもので、それ以上でもそれ以下でもありません。
感染すれば、入院、病院が足りなければホテル、ホテルも足りなければ自宅療養という流れは今までと同じで存在します。感染者が爆上がりすれば、病院が大変なのは同じです。
オリンピック選手や関係者からも、どんどん陽性者が出ていますね。今の感じが継続すれば、オリンピック選手が感染、試合中止、対戦後に感染発覚、相手選手は濃厚接触者として次戦は棄権、なんてこともありそうですね。しかも、東京都は医療ひっ迫で受け入れる病院なし、なんてことも起こりかねないと思っていてもいいような状況です。
ある程度は出るだろうなと思っていましたが、まだ正式に始まってもいないのにこれほどまでとは思っていなかったです。
ざくっと探してみたら、オリンピック関係者の陽性者は17日15人、18日は10人、19日は4人(ネット記事から拾ったのでこれ以上かもしれない)という報道がありました。合計で29人です。
ちなみに人口900万弱の我が和歌山県は、17日6人、18日12人、19日6人、合計24人です。和歌山県全県よりも、オリンピック関係者の陽性者の方が数が多いということにびっくり。和歌山が優秀なのかオリンピックが悲惨なのか。まだすべての選手が日本入りしていない状況ですごいとしか言いようがないですね。(水曜日のお昼に合計79名という情報を見ました)
ただしですね、検査数が全然違いますから単純に比較はできないですね。五輪選手は毎日でしょう。
というようなことが頭に浮かぶと、ますます脳が発熱します。オリンピック選手が約1万人といいます。自分の試合ぎりぎりに来る人もいるでしょうから、今東京に1万人全員がいるとは限りませんが、開会式前日だったら、かなりの人数が入国しているでしょうね。
そうすると、選手と関係者を含めれば一日1万人ぐらいの数は検査しているということになります。
これを書いているまさにその瞬間、16時47分にネットで速報が入った東京都の新規陽性者数が1,832人です。何が言いたいかというと、昨日までの東京都人口1,400万人のPCR検査数がわずか一日9,000件なんです。6月ごろからはほぼ変わらずです。オリンピック選手には毎日1万件?の検査をして感染者をあぶりだして隔離するということをしていて、人口1,400万の東京都民には一日9,000件です。
意味がわかりません。
というところまで書いたら、今度は菅さんがウォールストリートジャーナルのインタビューに「止めることは一番簡単なこと、楽なことだ。挑戦するのが政府の役割だ」と述べたという記事が入ってきました。これを読んでまた脳が沸騰しました。
それは根本的に間違っていると思います。
「開催するとして、もっとも安全で安心できる形に、政府の総力を挙げて情報を収集して、合理的な判断を下し、分かりやすく説明して同意を得る」のが政府の役割でしょう。何をわざわざ危険あふれるところに突っ込むというバクチしているんですかね。
まあ、だれが見ても惨敗・失敗したということになっても「成功した」と言えば成功したことになると考えているならやりそうなことですが。
少なくとも一年前の段階で、中止、一年延期、二年延期という選択肢はあったはずです。一年先の状況が分からないのは誰もがそうだったでしょうが、少なくとも一年延期を決めた責任者の方、私が決めたと名乗り出て、判断ミスだったことぐらいは認めるべきだと思いますけどね。
あんまり書いていませんが、私の根本的な立ち位置は、「データをもとに、感染してしまう行動を明確にして、みんなでよってたかって感染しない生活をち密に実行して、できうるかぎり社会活動、経済活動を継続する方向」を支持する立場です。
そのうえで「やむを得ず休業せざるを得ないところには、ちゃんと補償することを徹底すればいい」というのが基本的な考え方です。
どちらかというと「怖いから引きこもりましょう」というよりは「実態を見極めて、できることはやりましょう」という立場を取りたい方です。
ただ「どういう行動が感染してしまうのかの最新情報」もないし、密を避けるとかマスク・手洗いだとか基準はいつまでたってもアバウトのままだし、国からまともな情報も戦略も現状報告も戦略の変更も何もないから、やむなく「推定コロナは危険」という立場を取らざるを得ず、やむなく休業を中心とした方針を取らざるを得なかったというところです。
何が危険なのか、というのが明確になっていないから、換気100%の屋外でマスクして熱中症になりかけるみたいなバカげたことになるのです。
本当に怖い状況が明らかになれば、怖くない状況も見極めがつくのです。そこをアバウトにするから、ムードや空気だけの、実はアバウトな対策がまん延してしまうのだと考えます。
すいません。今日は少しも建設的なことが書けずにただのボヤキになってしまいました。ごめんなさい。
生活整体研究家
進化体操と和の体育
津田啓史 拝
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