BトレのBはバックアップのB

これは私のアイデアではなくって、斎藤さんの発案です。

野球の試合中に「手の甲」とか「体癖対応個人別統一点」だとか選手個々が「これは使える」というものを意識集中しながらバッターバックスに入っています。

せっかくなら本人が意識しようとしていることをベンチから応援の声掛けすればいいのではと、一部実験的に取り入れて希望者からはとてもいい感じだったとのアンケート結果が返ってきました。

「故障しない」「疲れない」「上手くなる」「仲良くなる(チームワークが良くなる)」を並立できる「整体スポーツ」を研究しているわけですが、最初の三つは今までやっていたことでおおむね「けっこう画期的」なことで埋まってきました。

で「仲良くなる」は「部員同士で皮下チューニング」のようなあたりが盛り込まれているのですが、決定的だなというところまで行っていなかったのですが、前記した斎藤プランはそのあたりに風穴があいた感じです。

そこに意識集中するだけで身体の動き、連動性が上がるポイントというのが多数あるわけですが(体癖別統一点とか手の甲とか足の甲とか)、講座で「意識集中したいところ」を申告してもらって、それをペアで声掛けしながら進化体操をやったら、まあ見たことないぐらいみなさんの連動性・統一レベルが上がるのです。

と、ここまで読んでみなさんこのことの画期的具合が伝わりますかね?

ポイントは「伸ばしたいところ、今伸びているから使いたいポイント・手法を事前に自己申告すること」です。

スポーツやら武術武道の練習・稽古現場では、圧倒的に他者から結果の出ていないことを指摘されるというケースが圧倒的に多い。そしてそれはまた「あなたはできてない」ということの刷り込みになります。

「しっかりボールを見ていこう」と言われたら「お前は空振りしやがって」ということです。

逆にボール球を見極めたといういい行為に対して「バッター、ナイス選球眼!」とほめたとして、多少は気分良かったとしてもそれはすでに終わった行為に対する評価だから、次の行為の質を高めることにダイレクトにつながっているかと言えばそうではない。もう終わってますから終わった行動は変えられない。

ところが選手が「鼻で見る」を意識することでボールの見極め力を高めようとしていることを事前申告して、応援から「鼻見!」と声がかかると、ダイレクトにその時点の意識集中を助けます。結果としてボールが良く見える。

この「事前申告」というステップが入ることで、欠点の指摘になりがちなことが「上達を助ける」につながり、結果としてチームワークを良くすることそのものに変わります。

野球部であればチームワークですが、講座講習なら指導者と受講者の関係を改善しますからそのまま使えます。

できるだけ「芽が出たことを伸ばす」という講座進行にしたかったけど、私自身が「できていないことの指摘役」になってしまって、「芽が出ているものに水をやる」になっていない場面も多い。

今、東京講座が始まる前の朝のホテルでこれを書いているのですが、今日の講座ではご本人の「今日身につけたいこと」と「今日、とてもいい感じで身体が変わること」を申告してもらって、それに声掛けをして応援バックアップするような講座進行でいきたいと思います。

それをやりながら、さらに自分一人でもできるやり方につなげていければと思っています。

Bトレと進化体操 一日講座

新大阪健康道場 10時半~16時半

6月25日(日)
6月26日(月)
7月30日(日)
7月31日(月)
8月20日(日)
8月21日(月)

新大阪健康道場
https://shinka-method.com/access/

横浜 12時半〜17時半 

7月9日(日)
8月6日(日)

会場は個別にお知らせします

東京(府中) 10時半〜16時半

7月10日(月)
8月7日(月)

ジャパニーズロッキージム
https://j-rocky.com/

愛知(愛西)10時〜16時

7月17日(月祝)

会場は個別にお知らせします

愛媛(松山)10時〜16時

7月3日(月)

会場は個別にお知らせします

山口(新山口)10時〜16時

7月1日(土)

会場は個別にお知らせします

福岡(小倉)10時〜16時

7月2日(日)

会場は個別にお知らせします



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和の体育提唱
整体トレーニングコーチ
津田啓史 拝