(55)資金が足りない?

自己流でやるのとの効果の違いにびっくりして、まずはヨガだと方向は決まりました。その方向性が決まったのは大学の「5」年目です。日本一のあきんどになるのだ!と思っていましたので、いわゆる就職活動というのは一切しておりません。コピーショップがまかり間違って(笑)成功し、まあ目の前の現金に振り回され、己の未熟さに断念して、結果将来の目標がなくなってしまったと書いた通りです。

それで大学の留年を両親に許してもらい、その5年に上がる冬に方向性が決まり、残りの単位を取りながら(笑)、アルバイトをしてヨガの修行資金を貯めていきました。

それで、一年かけて相応の金額を貯めました。そしてもうすぐ卒業するという、五年目の冬にまたしても少し路線変更になりました。

ヨガの指導員養成コースは鍼灸学校などに比べるとお金はかかりません。そのころで15万円だったと記憶しています。一年かけると貯金は30万を越えて、まあこれなら大丈夫かなというところまでいきました。

それで4月が近づいてきたのですが、その間にも機会があれば大槻ヨガの本部を訪れてだんだんと情報が増えてきました。そうすると、たとえば入学してすぐのゴールデンウイークには合宿があって、基本的に参加は必須だとか、予定にしていない出費もあるということがだんだん見えてきたのです。

そうすると、ヨガで食べられるようになるまえに、お金がなくなってしまうかもしれない。そうなると、修業?を中断して生活のための仕事を探さないといけなくなるかもしれない。うーん、始まったら一気にいきたいけれども、どれぐらいで食べられるかどうかわからないし、どうしたらいいんだろう。