スマホメモの記録が自分マニュアルになった

習慣化の技術「スマホメモの記録が自分マニュアルになった」

まずは習慣化の技術のざくっとしたおさらいです。

【習慣化するステップ】
〇継続したいこと、習慣化したいことを選んだら、数値化して、最短時間、最小単位から始めて、一定のルールで増やしていき、毎日記録する。
〇続けていくうちに中身・内容・やり方を目的に合ったものに変えていく。
〇何か一つが継続・習慣化に成功したら少しずつ種目・項目を増やす。
〇身体(整える・鍛える)→技(技術や知識)→他者とのかかわりの順に進めていくのがよさそう。

 

【計画を無理強いするVS出た芽を育てる】

前回に、増やしすぎて続かないものが出てきたということを告白しております。

ただいま『停滞』というチャンスを迎えています

たしかに止まってしまっているものも複数あるのですが、記録全体を「総合的俯瞰的」に見直した結果、習慣化できているものがそこそこの数出てきているので、差し引きすれば大いにプラスです。

畑に蒔いた種がいつ芽を出すかなんていうのは分かりません。先に芽が出たやつが育つとは限らない。芽が出ない種を待つのも不合理で、できることは出た芽に水をやることです。そう考えれば「じわじわと習慣化することを増やす」というのも手なら、複数を手掛けてみて、残ったものを伸ばしていくというのも手です。

評価というのは、どういう時間の長さで切るかで変わりますね。そうとらえると、増やしすぎて挫折というのではなく、手広くテストしてみて伸びそうなものを調査したということになります。

はい、あらゆるトライアルは失敗したらデータを集めたということにしましょう。これ、プラス思考とくくってほしくないです。プラス思考にしようとしてそうなったのではなく、芋づる式に習慣化したことを毎日書いているうちに、なんだ、成功じゃんになったという経過をたどったのです。

 

【記録するだけで習慣化事項が増えていった】

習慣化の正式な記録はノートに一覧していますが、いつもいつもノートを広げて書き込むわけにはいきません。それで、スマホのメモ機能を使ってとりあえずやったら記録していきました。

ランニングや筋トレのように「毎日一定量の強度や回数や時間を増す」という「習慣化の技術の保守本流」のやり方があるわけですが、いつのまにかつられて「強度回数は増やさないけど、続いてしまったこと」がたくさんあります。それらがどんどんその「一日メモ」に書き込まれていきます。

鼻うがいのように「ただやればいい」だけのものは、何日目という数字がお尻に尽きます。「鼻うがい24」みたいな感じです。

「舌回し」みたいに少しずつ数を増やしているものは、
「今日の回数」「その回数は何日目」「通算継続日数」
舌回し9-3-18みたいな感じです。左右9回転ずつを3日続けて、始めてから通算18日続いています、というような感じです。

基本「やったこと」の記録になり、する必要のあること、習慣化に取り組んでいるものも合わせて列挙するようになっています。前の日のコピーをして翌日に使います。そうすると前日の記録数値付のものになりますから、その数字だけを書き変えたらいいだけになっています。

やった順に書いていますから、そのまま「毎日のルーチン化しつつある自分の取り扱いマニュアル化」していっています。なかなかいい感じです。

 

どんなに素晴らしい身体調整法・健康法でも
継続しなければ本当の効果には出会えないから
習慣化の技術 超遅速願望実現法
を提唱する整体体育研究家

津田啓史(ひろふみ)