5-ALA コロナの希望か、ぬか喜びで終わるか その1
「5-ALA コロナの希望か、ぬか喜びで終わるか その1」
●え、ほんと!
世界中を席巻しているコロナ禍、そこに闇夜の遠く向こうにポツリと明かりがみえた「かもしれない」けどやっぱり「うまくいかないかもしれない」「ぜひうまくいってほしい」というような話です。
それも特殊なワクチンというようなものではなく、市販されている「サプリメント」にもなるもの。つまり薬品ではない「アミノ酸」(これが集まってたんぱく質を作る)で名前を「5-ALA」と言います。(ファイブ-アラが略称だそうです)
といっても「サプリメント販売会社」がインチキ情報を出しているのを津田が鵜呑みにして書いているわけではなくて、長崎大学の熱帯医学研究所という由緒正しい実績のあるきちんとした国立大学の研究発表されたお話です。
●長崎大学の熱帯医学研究所にまつわるお話
長崎大学の熱帯医学研究所に関しては私は「いい評判のようなもの」を耳にしたことがあります。何で知っていたかというと歌手のさだまさしさんが作った「風に立つライオン」という歌にまつわるお話です。
「風に立つライオン」という映画にもなった歌は、一人の青年医師がアフリカの紛争地域か何かに行って、懸命に現地の人のために医療を施す。にもかかわらず最後には武装勢力が何かに殺され(拉致され行方不明 映画化されたときの結末のお話)てしまうと、そういう話(歌)です。
♪ビクトリア湖の朝焼け 百万羽のフラミンゴが
一斉に翔び発つ時 暗くなる空や
キリマンジャロの白い雪
草原の象のシルエット
何より僕の患者たちの 瞳の美しさ
なんて歌詞の歌です。
実話ではありませんが架空の話でもありません。さださんのお父さんがこの長崎大学・熱帯医学研究所のアフリカ帰りの先生とお友達で、さだ家にその「なんとか先生」が遊びに来た時か何かにお話を聞いて、いたく感動したというようなことが根っこにあるそうです。
そのモデルになった先生は、もちろん生きて日本に帰ってこられたからこそさださんとお会いできたわけですが、さださんはその先生を歌にするにあたって、「本人が無事帰国したのではおさまりが悪いな」と思ったのかどうなのか、見事にその人をアフリカに行きっぱなしで帰ってこない想定にしてしまい、感動の歌に仕立て上げたのでした。
さださんの「事実に基づいているのは間違いないけれども、事実はおよそ歌詞から大半の人が想像するのとはいささか違った平凡な話にもかかわらず、聴き手がこれはきっと悲劇のロマンスなんだろうなあと上手に錯覚する」ように仕立て上げた才覚によって、「風に立つライオン」は名曲になりました。
●マラリアの研究ですでに効果があった
でもまぁとにかく長崎大学の医学部の熱帯医学研究所というのは、そういう本当に困った人を、現地に行って現場に行ってなんとかしようというようなことをこれまでもされてきたところだということです。
熱帯の感染症をなんとかしようというようなところなので、マラリアの研究などをする先生もおられました。そんなお一人が長崎大学・熱帯医学・グローバルヘルス研究科の北潔先生。この「マラリア」の研究が「もしかしたら大発見!」につながったのでした。(つづく)
前向きの空想が自然に湧いてくるような心身に保つこと
それも整体です
生活整体研究家
進化体操と和の体育
津田啓史