渋滞解消は整体なのである

【ダチョウはアホだが 津田もアホだった】

昨日で「ダチョウはアホだが」のシリーズが終わりました。実は別撮りでさらに詳しくYoutubeでダチョウ本を語っている動画を撮影していたのです。

そして、昨日の「ダチョウ話最終回」にセットで動画のURLを貼り付けるはずで忘れていました。

はい、私がダチョウの本に親近感を感じるのは、このアホが共通する部分だったのかもしれません。

そして、アホである津田だからこそ、原初的で弾力のある強力な免疫機能を持ち、もしかしたら人類にものすごく貢献してくれるかもしれないというあたりにも、あこがれているのかもしれませんね。

さあ、ダチョウのように世に貢献できるように頑張ろう!

というような思いを背景に、ダチョウの本を熱く語るYoutube動画はこちら↓

★ダチョウはアホだが役に立つ

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【渋滞解消は整体なのである】

「トンネル渋滞は避けることができる」の話に戻ります。

渋滞したとしても、すべての車両が「せーの」で動き出せば、意味なく待たされることがないのにという不満は、多分小学校か中学校の運動会等の行進の時点で既に持っていました。「選手退場!」というときの話です。

学校全体がグラウンドに整列して、開会宣言か何かを聞いてそこから順にクラスごとに列になって退場していきます。動き出す前にすでに「その場足踏み」をさせられます。それで、進行の係りの人がマイクで「選手、退場!」とか言います。

そうすると、列の前の人から一人ずつ進み始めます。列の後ろにいると動きません。それで前の人が一歩踏み出すと、大抵人と人との距離が開きすぎるので後に続く人はちゃちゃっと速足で歩いて大急ぎで距離を詰める、ということをやって適度な間隔の列になって退場行進します。

この時点で、私は全員で一斉に進めばいいじゃないかとずっと思っていました。クラスとしては動き出してるにもかかわらず、後ろで待っているのも馬鹿らしい。動き出したら、急に前の人との距離が開いて慌てて追いかけるのも馬鹿らしい。一斉に動き出して、じわじわ速度を上げていけばそれで済むんじゃないかと、小学校か中学校くらいの頃からずっと思っていて、それと同じことをトンネル渋滞で感じていたということです。

下に紹介する動画は、夏の全国高等学校野球大会、甲子園での2019年の開会式の動画です。そこでは、全国のすべての都道府県の代表の高校が、グラウンドを一周して外野に長方形に並びます。

1チーム、プラカードを持つ女子高校生1名と選手17名で18名。それが40校を超えるので、概ね800名ほどが長方形を外野いっぱいにつくります。

誰がどういう合図をしているのか知りませんが、一校ずつ行進してきて、最後の高校がほぼその長方形に吸収されたというその瞬間に、その長方形の集団の全体が、ほぼ同時に内野に向かって進んでいきます。

スタートはほぼ完璧に同時です。会場からは拍手です。先頭と列の後方では、ほんの少し速度の差がありますがそれさえも10秒かからない間に追いつき、800名が同じ速度で内野に向かって移動していきます。

★2019 第101回 夏の甲子園 高校野球 開会式 The Opening Ceremony

22分14秒のところで、その「800名一斉スタート」の様子が収められています。

私が中学・高校の頃に感じた、「動き出すんだったら同時に動き出せよ」というストレスが見事に解消されている動きがここにあります。つまり、渋滞をしている車列が、この高校生たちのように同時に動き出すことができれば渋滞は簡単に解消することができるという実例です。

ただ、共産主義国のマスゲームみたいな「強制的に一致させる」というのを好んでいるわけではありません。あれは不自然で気持ちが悪いです。

長々と書いてきましたが、このあたりの感性が、私が整体や日本の武術の動きにに惹きつけられている最大の理由かもしれません。全体が一つになるといっても、私が好むのは「自発的な思いが調和して大きなうねりになる」ということで、強制的に一致させるということではありません。

高校野球の動画は、あくまでも「タイミングが合えば、長い人の列も同時に進み始めることができる」という例としてあげただけです。

どこか特定の場所が頑張っているという感覚がなく、全体が一つになっているため、ものすごく威力の技が出せる、そういう武道の動きに憧れます。

どこか一カ所が頑張りすぎ、どこか一カ所が怠けすぎていて全体として不調や不快感が蔓延している。それを、ごくごく小さな働きかけで解除のきっかけを提案し、それを受けている人の身体が受け入れて、なめらかでしなやかで弾力に溢れた状態になってひとまとまりになって動けるようになる。

結果として不調や不快感がどんどん減って、好調で快適な心身のバランスを取り戻す。そういう整体のあり方に憧れます。


生活整体研究家
進化体操と和の体育

津田啓史 拝

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