正しいことをやるよりも悪しきパターンを手放す

【正しいことをやるよりも悪しきパターンを手放す】

今日明日は、めちゃめちゃ奥歯にものが挟まったようなことを書きますので、読まれる方は覚悟しておいてください。

一つ前の内容で「現在地を正確に知ることが大事」というのは、

タイカントレーニングはフィードバックに溢れているんです

実は「習慣化の技術」にも直結することなので、そちらを書くつもりでいたのですが、「ああ!」ということがあり、そちらを書くことにしました。

でもその内容というのは、これまた核心の部分はぼかします。もったいなくてよう伝えません。ただ「現在地を知る」ということとちょうど対になっているということに気づきました。陰と陽です。バランスです。ああ、なるほど、だから見つかったのねという感じです。

まだ未発達です。やりこんでいません。でも毎日どこかにそれを応用して、練習し使いこなせるようにしています。この原稿を書くというまさにその瞬間にも「それ」を試みました。

もちろん本業の一つ、とろける整体の施術には入っています。その方法を使ってとろける整体をかけると、とろけていくというよりも、根こそぎ持っていかれるというぐらいの影響力の差が出ました。

松山でも大阪でも、講習の中で種は明かさないでみなさんにとろける整体をデモンストレーションしました。「なんじゃこれ」とかとろけながらひくひく笑う人などが続出しました。意味不明に効くのです。

ただ、そのためにやっていることは、みなさんがある程度の年齢になったら日々やっているある行為をまさかそんなところに、というところでやる、というイメージ法ではあります。だから特殊な修行はいりません。とても取り組みやすいです。他でさんざん使ってきたことを流用するので、過去の経験がそのまま練習をしてきたことになるという画期的な方法です。だからむずかしくない。そしてその効果がすごい。

 

【手放す】

私たちが何かを上達しようとすると、現在地を知りそこから始めるということを昨日書きました。それは実は「思い込みを手放す」ということが裏側にくっついているのです。

脳が発達しすぎた私たちは、自分がやろうと思ったことをやっていると誤解しています。やろうと思った通りのことを本当にやっていれば、もっと結果が出るはずです。でも実らない努力の方が圧倒的に多いです。だからせいぜい現状維持で終わります。

会話の相手が怒り出し「そんなつもりで言ったんじゃないのに」と釈明に追われるという場面はよく見ます。でもそういういさかいを横で見ていたら「いや、どう見てもあなたは相手が怒りそうな角度でしゃべってまっせ」という方が圧倒的に多い。

つまり私たちは「正しい」とか「効果的」とか「上手」な方法や行動をとれるように練習したり挑戦したりするわけですが、その際にもっとも邪魔になるのが「今までのやり方」を手放せないということなのです。

 

家族整体・生活整体の普及推進
習慣化の技術 超遅速願望実現法提唱
くらげ体操と皮下チューニング

津田啓史(ひろふみ)