運動時に「息を深くするな!」とあえて言う その1

「運動時に「息を深くするな!」とあえて言う その1」

ちゃんと向かい合うと、ストレスの原因であったパソコンが、突然手のひらを返したようにやさしくなり、あたかもこちらの身体を気遣うかの如くメッセージがくる(ような錯覚)さえ起こり、結果としてとっても楽になりました、はかどるようになりました、という経理マンのお話しを書きました。

テクノストレスを激減させた方法その2

ある種の協調といいますか、協働といいますか、そういうものが成立しているときと、対立的、一方的、強制的であるときとでは、あなたの心身のパフォーマンスにかなり大きな差が出る、ということですね。

「人と人」とが意気投合共鳴共感していればうまくいくのはもちろん、人とモノ(この場合はパソコンが一例)でも大違いです。だったら自分と自分はどうなの??というのが次に考えるべき事象です。

人はあらゆる行動を意志で制御しようとしています。いえ、違いますね。あらゆる行動ではないですね。うまくやろう、上手にやろう、効果的にやろうという条件下になればなるほど、身体や運動を意志で制御、コントロールしようとします、の方が正しいですね。

例えばその場その場の筋トレだって長期間のダイエットだって、仕事だってビジネスだって似たようなもんです。「意識の希望している方に身体ならびに行動が寄ってこい」という極めて一方的対立的強制的な支配隷属関係のようなものをつくって、で、ほとんどの場合うまくいっていない。(私の場合は特に)

精神力が弱い、意志薄弱、メンタルが弱い、根性がない。こういう言葉で分析されます。私は「意識身体分割構想」と「大阪市分割構想」(関係ないか)には反対の立場です。もともと一つのものを分けない方がいいことが多いという立場です。

そういう立場から身体を見てみると、例えば健康のための体操の場面でも「いや、ちょっとそれは違うんじゃないですか」というものが無数にあります。筋トレで無理やり重たいものを身体を強烈な意識で叱咤激励して持ち上げるような場面では、例えば年齢が高くなれば「年寄りにはかえって害じゃろうて」というような支持を得られやすい切り口もあります。

言いたいのはそういう「いかにも無理な場面」ではなく、軽いストレッチのような無理のない運動、ヨガのようなゆっくりした健康運動です。インストラクターのお姉さんお兄さんがいう「はい、ここで深―く息を吸い込んでください、吐き出してください」というものだって、実は大きな道の間違いをしていると思っています。

自分と自分、意志と身体も意気投合共鳴共感してことをなすというのが何より優先されるでしょうという視点で見た「健康体操の呼吸」は、何が間違っているかというお話の続きは次号で。

 

というので、今日も低圧クッションとの濃密な関係性ができることで骨盤力を高める「マイクロストレッチ」にいそしむのでした。整体総合基礎講座、今週末からです。感染拡大を受けて、より非接触型の講習時間を増やす予定。つまりマイクロストレッチが中心になります。

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感染者が増えてきていますが、今後年内の講座は、人に触れる皮下チューニングも足先限定ですし、そして時間の中心はこの一人でやり淡々と無言でできるマイクロストレッチになるので、今のところ予定の講座は全て予定通り実施の予定にしています。

 

家族整体・生活整体の普及推進
習慣化の技術 超遅速願望実現法提唱
マイクロストレッチと皮下チューニング

津田啓史(ひろふみ)