欲張った計画でいつも挫折する私ですが
「欲張った計画でいつも挫折する私ですが」
昨日の結び
『自分で「実力テスト」を作って、ぼやっとした自問自答ではなく、「シビアに、多角的に、具体的に、本気で答えろよ」という問題集を6ページ作って、その2ページぐらいに解答して、あいまにマイクロストレッチをしていた時に、突然「あれ、違うんちゃう」と唐突に感じたことがこの続きのお話しです』
から続きます。
んっ、んっ、これって「雑な筋トレ、長時間やればいいでしょというトレーニング」と発想の根底が変わらないのじゃないかと唐突に思ったのです。
後から思い出して書いていることなので、ある程度筋道が通った形にまとまりますが、実際にはもっと混乱していて、「分かった」という整理されたものが出てきたというより、今まで正しいと思っていた道が違っていた、いきなり違和感がむくむくと湧いてきたという感じです。
はい、「一筋縄ではいかない」という言葉がありますが、三筋も四筋も縄がありまして、もつれてからまって、重たくて動かせないような状態です。
『そこでマイクロストレッチの「最弱こそが最強なのだ理論」を応用して自分の対策を俯瞰してみたら、これは悪しき筋トレ、長ければいいトレーニングと同じだと気づきました』
このテキストが「いかにもできそうなことを書いていて、実際には使えないビジネス書」であれば上記のようなわかりやすい文章になるでしょうけど、実際には違います。もっとややこしくうごめいています。正解をひらめいたというのではないんです。
山登りをしていて、複数のルートがある登山コースで分岐点があるたびに険しい、わかりにくい、人が通らない方向を選んでしまったことに気づいたような感じです。
無理やり整理すれば、あまりにもたくさんの対策、強化策が出たために「これって誰がいつやるのん?」という感じにもなったのでしょうか。アイデアを出せば出すほど、実現可能性が低くなりそうな予感が強化されるという恐ろしい悪循環が目の当たりに想像できたのでした。
そういう道を間違えた感がぶわーっと大きくなったときに、いきなり全く逆のアプローチが頭の中に降りてきました。
それがマイクロストレッチ的感覚だったということです。極限まで少ない力で動いている感覚、意志を使わず身体が自動的に動いてくれている感覚の中で動くのがマイクロストレッチです。
つまり津田の対策の方向性というのは、強いものを数多く集めることで成功確率を上げようというものでした。足して足して足して足していけば、成功確率が高まるだろうという感じ。筋トレやしごきトレーニングとまったく同じ発想をしていたのでした。
身体で実感された「最弱を知ることが最強につながる」という体験にかんがみれば、これってもしかしたら根本的に誤解したありようかもしれない。
生活整体研究家
津田啓史 拝