元気になる!を考える 2

【元気になる!を考える 2】

社会がまともになるために、社会が何で動いているのかということを明確にしないといけません。根本にあるのは、生活していけるだけのものがちゃんと用意されているということです。

今の日本は先人の努力によって、上下水道、道路、鉄道、航空路線、運送、工場、商店など世界の国々の中でかなり恵まれてハイレベルに整備されています。ただし、資源や食料は自給には程遠いので、これはこれで確保する方向を押さえておく必要がありますが、ここでは掘り下げません。

人間の身体が何億年かけて淘汰されつつも生き延びて、生きていくのに必要な機能を様々にそろえてきた。そろっているからといって安泰かと言えばそうではありません。毎日溌剌と活動できてこそ、より長期間安全に生存していけます。社会も同じです。

生きていくための「もの」は当座そろっているとすると、あとは「運用方法」をまともに、つまり人が安心して生活でき、溌剌と未来を切り開いていくような行動が増えるようにしてけばいいということになります。

そして個人が「氣」の動きによってその生命活動を営んでいるように、国は「お金」の動きを「氣」として使って、国民の生活を営んでいます。

ここで話は「レジ袋有料化」に転じます。レジ袋が3円4円5円となってから、奥方はマイバックを持参してレジ袋不要派として買い物しております。

私がスーパーに行った時の感覚としても、レジ袋を買う人よりも買わない人の方が多いようです。3円でも4円でも、今までいらなかったものを余分に出すのは嫌だと考える人が多いということですね。

それで、最近レジ袋のストックが減ってきたので、週に何回か夕食を作るのですが、生ごみを入れる袋がない。これが私はストレスなので、百円ショップに行ったついでに買ってみたらコンビニの中ぐらいの袋は25枚で100円でした。4円です。

コンビニに行けば3円で買える袋は、全般的に極めて安い価格でものが買える百円ショップで1枚当たり4円だったということです。つまり百円ショップで買うぐらいならレジで買った方が安いということをまず知りました。

さてこの「レジ袋3円の節約」ということを考えてみました。

私が作る夕食って言ったって簡単なものしか作れません。学生時代に和食のお店でバイトしていたので、なべ料理ぐらいなら「そのお店のレシピの出汁」で作れるので評判がいいです。

白ネギを入れます。時期によって二本200円を超えますが一応200円で二本ということにします。(今日業務スーパーでは198円でした)白ネギ一本100円です。このネギの処理の分析が、消費者の心理というものにつながり、ひいては国の税制につながるので、しばらくお付き合いください。

 

個人の整体を考えるなら、国もまともにならないと無理だから、国やお金の問題も同時に「本来どういうものなのか」を考える生活整体研究家
進化体操と和の体育

津田啓史